「パソコンのセキュリティ管理に関する意識調査」のリサーチ結果が発表されました。2008年10月21日~23日の2日間に行われた調査で、仕事でパソコンを利用している331名(男女比:男性:62.5% 女性:37.5%、20代:12.7% 30代:42.3% 40代:39.6% その他:5.4%)を対象としたもの。
同調査によれば、パソコンで氏名や住所といった顧客データを扱うことが「頻繁にある」31.7%、「たまにある」38.7%となり、全体の7割が顧客データを取り扱っていた。さらに昼休みに入るとき、パソコンの電源はどうしているかを聞いたところ、「スクリーンセーバーにしてロックをかけている」がもっとも多く28.7%。以下「スクリーンセーバーにしている」が13.6%、「シャットダウンしている」が13.3%で、「何もしていない」は20%を超えた。一方、トイレなどで10分程度席を外すときの電源状態については「スクリーンセーバーにしてロック」が31.7%と微増したものの、「スクリーンセーバー」は11.8%、「シャットダウン」は2.4%まで減少。代わって「何もしていない」派が38.1%と昼休み時に比べ20ポイント近くも多くなり、一時的に席を空ける際のセキュリティ対策まで意識が及んでいない実状が見えてきた。シャットダウンはまだしも、スクリーンセーバーにしただけでは実質セキュリティにはならないので、昼休み時離席で約33%、トイレ離席時では約49.9%がPCを無防備なままにしていることになる。
同じ時期に似たようなニュースがあったので2つとも紹介したいと思います。
まずはパソコンセキュリティの意識調査結果ですが、確かに日本人は平和ボケしていて「危機感」が足りていないと、自分自身にも当てはまり強く思いました。
仕事上、様々な会社、そして様々な役所の方とお話をする機会があるのですが、外部の人間に対するセキュリティ対応をみても、この意識調査結果を裏付けるものを感じざるをえませんでした。
例えば、僕が持参したノートパソコンを、そのまま会社のネットワークに繋げてしまう、僕が持参したフラッシュメモリを会社のPCに繋げてしまうというような事があったからです。
凄く対応に困るのですが、ハードスキャンなどを施してもらって臨機応変にその場は対応をしますが、企業としてどうなんだろうと思いました。
対お客様なのでなかなか強くは言えないのですが、企業としてある程度のITモラルは持ち合わせて欲しいものです。
もう一方のニュースは、「Google Map」の利用方法をめぐるものです。
「マイマップ」機能を使い、ユーザーが顧客などの個人情報を一般公開しているケースがあるとの事で、注意喚起をおこなっているという旨のニュースです。
こちらも前述のものと同様に、使う側の人間の問題のような気がしてなりません。一点違うのは「非公開」という意味合いがご認識されてしまいがちだったという点です。これがなければ大した問題にもならなかったのでしょうけれど、「Google」にしては珍しく不手際だったなぁ~。
要するに「非公開」と選択していたとしても、URLをベタ打ちすれば普通に見れる、つまりWeb上には公開されているという事の説明が伝わりづらかったという事です。
普通に考えて「非公開」という言葉の意味は、閲覧が出来ないという解釈になると思いますけどね。そのあたりは「Google」も認めており、表示を「限定公開」に変更したようです。
サービスが多様化している昨今、個々の「ITモラル」の向上が必須となってきたのではないでしょうか?
■トイレ離席中のPCはハッカーの獲物?ほぼ5割が「PCセキュリティせず」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000016-rbb-sci
■Googleマップの「マイマップ」公開設定に注意、個人情報掲載例も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000061-imp-sci